こんにちは。「店舗活性化委員会(ミセカツ)」です!
製造や物流の現場では、商品の取り違えや誤投入、仕分けミス、出荷ミスなど、人の確認だけでは防ぎきれないミスが発生することがあります。
こうした「うっかりミス」を未然に防ぐための仕組みや装置が「ポカヨケ」です。なかでもバーコードを活用したポカヨケは、目視による確認や判断をデジタル照合に置き換えられる方法のひとつです。
この記事では、ポカヨケの基本的な考え方から、バーコードを使った具体的な活用例、対応するモバイルターミナルまで紹介します。
この記事でわかること
- ポカヨケの基本と、製造・物流現場で必要な理由
- バーコードを使ったポカヨケの仕組み
- 誤出荷防止・商品仕分けの活用例と対応モバイルターミナル
ポカヨケとは?製造・物流現場で必要な理由
ポカヨケとは、製造業や物流などの作業現場で、「人間のうっかりミス(ポカ)を未然に防止(ヨケ)する仕組みや装置」のことです。
どれだけ注意して作業していても、人が確認や判断を行う以上、見間違いや取り違え、確認漏れなどが起こる可能性があります。
ポカヨケでは、作業者の注意力だけに頼るのではなく、ミスそのものを起こしにくくしたり、ミスが発生した場合にすぐ気付けるようにしたりすることで、作業ミスの防止につなげます。
製造や物流の現場では、さまざまな商品や部品を扱います。見た目が似ている商品や、型番・色違いの製品を扱う場合、目視だけで確認すると取り違えが発生することがあります。
例えば、
- 出荷指示書とは異なる商品を梱包する
- 別の商品を誤って仕分ける
- 異なる製品を同じ箱に混ぜてしまう
- 誤った商品を次の工程へ流してしまう
といったミスです。
こうした作業を作業者の目視確認だけに頼るのではなく、バーコードなどを使ってデータで照合することで、誤投入や出荷ミスなどを防ぎやすくなります。
ポカヨケでは、主に次の3つの考え方が重要です。
| 考え方 | 内容 |
|---|---|
| ミスを起こさせない「発生防止」 | あらかじめ製品のバーコードを読み取り商品と照合。作業者自身が目視で判断する場面を減らすことでミスそのものを起こりにくくする。 |
| ミスをその場で検知する「流出防止」 | ミスを完全になくすことが難しい場合でも、バーコード照合により次の工程へ進む前にその場で発見し誤出荷等を防ぐ。 |
| 作業者にすぐ知らせる「即時通知」 | 間違った商品を読み取った場合に端末上で「NG(×)」等を表示。その場で間違いに気付かせ誤ったまま進むのを防ぐ。 |
バーコードを活用したポカヨケとは?
バーコードを活用したポカヨケは、製造や物流の現場で「目視に頼らない自動判定」を行う方法のひとつです。
作業員が目視で確認・判断すると、どうしてもミスが発生する可能性があります。
そこで、基準となるバーコードと確認したい商品のバーコードを読み取り、データで照合します。
基本的な流れは次のとおりです。
↓
2.確認する商品のバーコードを読み取る
↓
3.データを照合する
↓
4.OK(○)/NG(×)を表示する
このようにバーコードを使ってデジタル照合を行うことで、誤投入や出荷ミスなどを減らすことにつながります。
バーコードを使ったポカヨケの活用例
ここからは、バーコードを活用した具体的なポカヨケの例を紹介します。
出荷指示書と商品を照合して誤出荷を防ぐ
物流現場では、出荷指示書を使用して製品を出荷するケースがあります。
この際、出荷指示書と実際に梱包する商品を1対1で照合することで、誤出荷防止に活用できます。
STEP1 出荷指示書の製品バーコードをスキャンする
まず、出荷指示書に記載されている製品バーコードを読み取ります。
STEP2 梱包する製品のバーコードをスキャンする
続いて、実際に梱包する製品のバーコードを読み取ります。
出荷指示書と商品の情報を照合し、
・一致している場合:OK(○)
・一致していない場合:NG(×)
などの結果を確認します。
STEP3 問題がなければ商品を出荷する
OKであることを確認した商品を梱包し、出荷します。
これにより、
出荷指示書を目視で確認 → 商品を目視で確認 → 作業者自身で判断 していた作業を、
出荷指示書をスキャン → 商品をスキャン → OK/NGを自動判定 という流れに置き換えることができます。

複数の商品から対象製品を仕分ける
バーコードを使ったポカヨケは、同じ箱の中にある商品を色分けしたり、製品ごとに区分けしたりする作業にも活用できます。
例えば、100個の商品が入った箱の中から、基準となる製品と同じものだけを取り除くケースです。
STEP1 マスタとなる製品のバーコードを読み取る
区分けを行う際のマスタとなる製品のバーコードを読み取ります。
STEP2 商品を1個ずつスキャンする
100個の商品を順番に読み取り、最初に登録したマスタと同じ製品かどうかを確認します。
・OK(○):マスタと同じ製品のため取り除く
・NG(×):マスタと異なる製品のため、そのままにする
という形で区分けを行います。
STEP3 100個すべてを確認する
すべての商品を読み取ることで、マスタと同じ製品を取り除き、区分けすることができます。

目視だけでは確認しづらい場合でも、バーコードで照合することで判断しやすくなります。
バーコードを使ったポカヨケのメリットと導入方法
バーコードによるポカヨケでは、作業者自身が目視で確認・判断する場面を減らすことができます。主なメリットは以下の3点です。
- 目視による確認・判断を減らせる:商品名や型番などを作業者が目で確認する場合の見間違いや確認漏れを防ぎ、読み取ったデータをもとに正確に判断できます。
- OK/NGをその場で確認できる:バーコードを読み取った時点でOK/NGを確認できるため、間違った商品をそのまま出荷したり、次の工程へ流したりすることを防ぎやすくなります。
- 作業方法を統一しやすい:「基準となるバーコードを読む」「確認する商品を読む」「OK/NGを確認する」という流れで作業できるため、作業手順を統一しやすくなります。
また、バーコードを使ったポカヨケを導入するにあたっては、主に次のようなものを準備します。
| 導入に必要なもの | 詳細 |
|---|---|
| 基準用バーコード | 照合の基準となる出荷指示書やマスタ製品のバーコード |
| 商品用バーコード | 対象となる商品等に付けられたバーコード |
| 読み取り端末 | バーコードスキャナを搭載したモバイルターミナル等 |
| 照合アプリ | 読み取ったデータを照合しOK/NGを判定するソフト |
こうした読み取りと照合作業には、バーコードスキャナを搭載したモバイルターミナルを活用できます。
1台でバーコードを読み取り、画面上でOK/NGなどの結果を確認できるため、製造や物流現場でのポカヨケをスムーズに開始できます。
ポカヨケに対応したビジコムのモバイルターミナル
ビジコムでは、バーコードを活用したポカヨケに対応できるモバイルターミナルを取り扱っています。
NLS-MT37
NLS-MT37は、テンキー付きのハンディ型モバイルターミナルです。ポカヨケに対応したアプリがあらかじめインストールされています。基準となるバーコードと対象商品のバーコードを読み取り、照合作業に活用できます。
NLS-MT93・NLS-MT95
NLS-MT93、NLS-MT95は、大画面が特長のスマホ型モバイルターミナルです。無償の対応アプリをインストールすることでポカヨケに活用できます。製造や物流現場における商品の照合や仕分けなどに利用できます。
デモ機でポカヨケの運用をお試しいただけます
「自社の商品でもバーコード照合ができるか確認したい」「実際の製造・物流現場で使いやすいか試したい」といった場合には、導入前にデモ機を使って確認することができます。ビジコムでは対象製品のデモ機貸出を行っていますので、実際のバーコードを使いながら操作性や運用方法をご確認いただけます。
ポカヨケ・バーコード照合に対応したモバイルターミナルをお探しの方へ
よくある質問
- ポカヨケとは何ですか
- ポカヨケとは、製造業や物流などの作業現場で発生する、人間のうっかりミスを未然に防止するための仕組みや装置のことです。
- バーコードを使ってどのようなポカヨケができますか
- 基準となるバーコードと対象商品のバーコードを読み取り、正しい商品かどうかを照合できます。例えば、出荷指示書と商品を照合して誤出荷を防いだり、複数の商品から対象製品を仕分けたりする用途に活用できます。
- 出荷時の商品取り違え防止にも使えますか
- はい。出荷指示書の製品バーコードと、実際に梱包する商品のバーコードを読み取り、OK/NGを確認することで、商品の取り違え防止に活用できます。
- ビジコムではどの製品がポカヨケに対応していますか
- NLS-MT37は、ポカヨケに対応したアプリをインストール済みのモデルを用意しています。NLS-MT93・NLS-MT95は、無償の対応アプリをインストールすることで利用できます。
まとめ
ポカヨケとは、製造や物流などの作業現場で発生する「うっかりミス」を未然に防ぐための仕組みや装置です。
なかでもバーコードを活用すれば、「出荷指示書と商品の照合」「商品の取り違え防止」「複数の商品から対象製品を仕分ける」といった作業で、目視による確認をバーコードによるデジタル照合に置き換えることができます。
ビジコムでは、ポカヨケに活用できるモバイルターミナルを複数取り扱っています。
デモ機の貸出にも対応していますので、製造・物流現場でのポカヨケをご検討の際は、実際のバーコードを使って操作や運用方法をお試しください。
この記事のまとめ
- ✓ポカヨケは作業者の注意だけに頼らず「うっかりミス」を未然に防ぐ仕組み
- ✓バーコードによるデジタル照合で目視確認を自動判定へ置き換えられる
- ✓ビジコムの「NLS-MT37」「NLS-MT93」「NLS-MT95」で手軽にポカヨケを構築可能
- ✓導入前に無料デモ機で実際のバーコードを使った動作検証ができる
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