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美容室向けPOSレジの選び方とは?基礎知識・費用・おすすめ機能まで解説

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こんにちは。「店舗活性化委員会(ミセカツ)」です!

美容室やサロンを経営されている方から、「レジを新しくしたいけれど何を選べばいいかわからない」というご相談を数多くいただきます。美容室のレジは単なる会計機能だけでなく、顧客管理やリピート促進など、サロン経営の成否を左右する重要なツールです。

本記事では、美容室で使われるレジの種類から導入費用、選定時に重視すべき機能まで、実務的な視点で解説します。

美容室向けPOSレジの種類と選び方

本記事では、すでにPOSレジの導入や入れ替えを検討している美容室・サロンの方向けに、美容室向けPOSレジのタイプ分けと選び方を整理します。POSレジと一口に言っても、設計思想や得意とする運用スタイルには違いがあります。

POSレジは設計思想によって使い勝手が異なる

美容室向けPOSレジは、大きく見ると、高機能だが運用が複雑になりやすいタイプと、現場で使い続けやすいシンプル設計のタイプに分けて考えることができます。

高機能タイプのPOSレジは、顧客管理や売上分析、細かな設定項目が充実している一方で、操作が複雑になりやすく、スタッフ教育や日々の運用負担が課題になるケースもあります。

一方、シンプル設計のPOSレジは、会計や基本的な売上管理を中心に、現場スタッフが直感的に使えることを重視しています。機能を絞ることで、導入後も無理なく使い続けやすい点が特長です。

美容室の規模や運営スタイル別に考えるPOSレジのタイプ

美容室向けPOSレジは、店舗の規模や運営方針に応じて、次のような考え方で選ぶと整理しやすくなります。

  • シンプルな運用を重視したい美容室・小規模サロン
    会計業務を中心に、操作の分かりやすさや導入後の負担軽減を重視したい場合は、シンプル設計のPOSレジが適しています。
  • 顧客管理やリピート施策を重視したい美容室・複数店舗サロン
    顧客カルテや来店履歴、スタッフ別売上などを活用し、経営判断やリピート率向上につなげたい場合は、顧客管理機能が充実したPOSレジが向いています。

このように、POSレジは高機能かどうかではなく、日々の運用に無理なくなじむかという観点で選ぶことが重要です。

ビジコムでは、会計を中心としたシンプルな運用に適した「リアレジ」と、顧客管理・スタッフ管理・売上分析まで幅広く対応できる「BCPOS」を提供しています。美容室の規模や成長段階に応じて選択しやすい点が特長です。

POSレジの導入や入れ替えを検討している方は、まずは自店舗の運営スタイルを整理したうえで、リアレジやBCPOSの資料やデモを確認し、操作感や運用イメージを比較してみてください。

美容室でのPOSレジ導入にかかる費用

POSレジの導入を検討する際、最も気になるのが費用面です。初期投資と運用コストの両面から、現実的な予算設定をするために必要な項目を整理していきます。

初期費用として考えておくべき項目

POSレジの初期費用は、大きく「ハードウェア」「周辺機器」「導入設定」の3つに分類されます。それぞれの内容を具体的に見ていきましょう。

ハードウェアとは、POSレジ本体となる端末のことです。専用のタッチパネル端末を使う場合もあれば、既存のパソコンやタブレットにソフトウェアをインストールして使う形式もあります。専用端末は10万円から30万円程度、タブレット型は端末代を含めて5万円から15万円程度が相場です。

周辺機器は見落としがちですが、実際の運用には不可欠なため、必ず予算に組み込んでおく必要があります。レシートプリンター、キャッシュドロア(現金入れ)、バーコードリーダー、クレジットカードやキャッシュレス決済用の端末などが該当します。

美容室でPOSレジを導入する際に想定しておきたい初期費用の内訳を、代表的な項目ごとにまとめました。

項目内容費用目安
POSレジ端末専用端末またはタブレット・PC5万円〜30万円
レシートプリンター感熱式が一般的2万円〜5万円
キャッシュドロア現金管理用の引き出し1万円〜3万円
決済端末キャッシュレス決済対応機器0円〜3万円(レンタルまたは買取)
導入設定費用メニュー登録・初期設定・研修0円〜10万円(サービスにより異なる)

導入設定には、施術メニューや商品の登録、税率設定、スタッフアカウント作成、操作研修などが含まれます。サービスによっては無料で対応してくれる場合もあれば、有償オプションとなる場合もあるため、事前に確認が必要です。

全体として、美容室のPOSレジ導入にかかる初期費用は、最小構成で10万円程度、一般的には20万円から40万円程度を見込んでおくと現実的です。

月額費用や運用コストの目安

初期費用だけでなく、継続的に発生する運用コストも重要な検討要素です。POSレジの運用コストは主に「ソフトウェア利用料」「サポート費用」「決済手数料」「消耗品費」から構成されます。

ソフトウェア利用料は、クラウド型POSレジの場合に月額課金として発生します。機能や店舗数によって料金体系が異なり、基本プランで月額5,000円から15,000円程度が一般的です。

特に注意が必要なのは、キャッシュレス決済の利用料です。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などを導入すると、売上に応じて決済手数料が発生します。一般的には決済金額の3%前後が目安ですが、事業者や契約内容によって料率が変動するため、導入前に確認しておきましょう。

また、クラウド型POSレジの場合、データのバックアップや複数店舗での情報共有、遠隔からの売上確認などがオプションとして提供されることがあります。自店舗の運用スタイルに応じて、必要な機能を見極めることがコスト最適化につながります。

月額運用コストとしては、ソフトウェア利用料と消耗品費を合わせて、最小で月額7,000円程度、一般的には月額10,000円から20,000円程度を見込んでおくと良いでしょう。決済手数料は売上に連動するため、別途計算に入れておく必要があります。

美容室のレジ選びで重視したいおすすめ機能

美容室向けのPOSレジには多様な機能がありますが、すべてを網羅的に検討する必要はありません。ここでは、実際の店舗運営において特に効果を発揮する機能に絞って解説します。

予約管理や顧客管理と連携できるか

美容室は顧客対応が中心のビジネスモデルであるため、顧客情報をいかに蓄積し活用できるかが、リピート率と売上に直結します。POSレジ選定において最も重視すべきは、顧客管理機能の充実度です。

理想的なのは、顧客カルテで設問項目を自由に設定でき、施術履歴や購買履歴と紐づけて参照できる仕組みです。例えば、「前回使用したカラー剤」「髪質の特徴」「アレルギー情報」「好みのスタイル」などを記録しておくと、次回来店時にスムーズで質の高い接客が実現できます。

美容室向けPOSレジでよく使われる顧客管理関連の機能と、その効果を整理すると以下のようになります。

機能内容効果
顧客カルテ髪質・施術履歴・使用薬剤などの記録接客品質の向上・施術ミスの防止
来店履歴管理来店日・施術内容・担当者の記録適切なタイミングでのアプローチ
休眠顧客抽出一定期間来店していない顧客の自動検出リピート促進・離反防止
ポイント管理来店・施術ごとのポイント付与再来店の動機づけ

また、予約管理システムとの連携も重要な検討要素です。予約情報とPOSレジが連動していれば、予約時の施術内容を会計時に自動反映できるため、入力ミスが減り、オペレーションがスムーズになります。

休眠顧客へのアプローチ機能も見逃せません。一定期間(例えば3か月や6か月)来店していない顧客を自動で抽出し、クーポンやダイレクトメールでアプローチすることで、リピート率の向上が期待できます。

顧客管理機能が充実しているかどうかは、デモンストレーションや無料トライアルで実際に操作して確認することをお勧めします。画面の見やすさや入力のしやすさは、日々の業務効率に大きく影響します。

施術メニューやスタッフ管理に対応できるか

美容室では、カット・カラー・パーマといった基本メニューに加え、トリートメントやヘッドスパ、物販など多様なサービスを提供しています。これらのメニューを柔軟に設定でき、かつ会計時にスムーズに呼び出せるかどうかが、レジ選びの重要なポイントです。

施術メニューの登録では、以下のような柔軟性が求められます。

  • メニューごとに価格・施術時間・消費税率を個別設定できる
  • セットメニューや割引メニューを簡単に作成できる
  • 金券や回数券、ポイント利用に対応できる
  • スタッフによって価格差を設けられる(指名料など)

また、スタッフ管理機能も美容室経営において重要です。担当者別の売上集計ができると、スタッフの評価や配置、インセンティブ設計に活用できます。さらに、スタッフごとの稼働時間や施術回数を把握することで、適切なシフト管理や人員配置の判断材料にもなります。

美容室向けのPOSレジでは、担当者別の売上集計や指名回数の把握、スタッフごとの顧客管理などに対応しているケースが多く見られます。こうした機能を活用することで、経営判断と現場運用の両面で役立てることができます。

さらに、複数店舗を運営している場合は、店舗間でのデータ共有や一括管理ができるかも確認しておきましょう。クラウド型POSレジであれば、本部から全店舗の売上状況をリアルタイムで確認でき、迅速な経営判断が可能になります。

なお、システムによっては在庫管理機能も搭載されており、シャンプーやトリートメントなどの物販在庫を一元管理できます。発注タイミングの最適化や在庫ロスの削減にもつながるため、物販に力を入れている美容室では検討する価値があります。

まとめ

美容室やサロンのレジ選びでは、単なる会計機能だけでなく、顧客管理やリピート促進、スタッフ管理まで含めて、自店舗の運営スタイルに合ったPOSレジを選ぶことが重要です。特に、顧客カルテや来店履歴を活用した接客品質の向上、休眠顧客へのアプローチによる再来店促進は、サロン経営において大きな差につながります。

POSレジにはさまざまなタイプがあり、シンプルな会計を中心に運用したい小規模サロンと、顧客管理や売上分析を活用してリピート率向上を図りたいサロンとでは、求められる機能や運用の考え方も異なります。自店舗の規模や課題を整理したうえで、無理なく使い続けられるシステムを選ぶことが、失敗しない導入のポイントです。

株式会社ビジコムでは、会計を中心としたシンプルな運用に適した「リアレジ」と、顧客管理・スタッフ管理・売上分析まで幅広く対応できる「BCPOS」を提供しています。店舗の成長段階や運営方針に応じて、必要な機能を選択できる点が特長です。

実際に、シンプルな会計運用を重視する美容室では、リアレジを導入することで、日々の会計業務を効率化しつつ、現場の負担を抑えた運用を実現しています。複雑な設定や過度な機能を必要とせず、スタッフが迷わず使える点が、継続して使いやすいという評価につながっています。

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