券売機 × キャッシュレスで検査フローを完全セルフ化。
プライバシーに配慮したスムーズな受診体制を実現。
2025.07取材
関西エリアにて京都駅前院、桂川洛西口院、南草津院の3拠点を展開し、男女問わずデリケートな悩みに寄り添う医療を提供している「医療法人駒野会まりこクリニック」様。プライバシーに配慮したセルフ検査やスピーディーな結果通知により、多くの患者様から支持を集めています。
そして2025年6月、東京都内で初の拠点となる「新宿泌尿器科婦人科まりこクリニック」を新規開院。性感染症に特化した泌尿器科・婦人科クリニックとして、検査から診療、薬の処方までを一貫して提供できる体制を整えています。
新宿院では、券売機とセミセルフレジをそれぞれ1台ずつ導入し、運用形態に応じた2つの方式を採用しています。検査のみの場合は、受付から会計までを券売機で完結する完全セルフ方式を導入。診療が伴う場合には、セミセルフレジでお会計を行う流れとなっています。
院内セルフ検査は券売機での非対面購入が可能で、検体提出後は当日中にショートメッセージで結果を通知。さらに、個室での待機・採取を取り入れることで、人目を気にせず、スムーズに検査を受けられる環境を整えています。加えて、オンライン診療や薬の郵送にも対応し、遠隔医療のニーズにも柔軟に対応しています。


お客様プロフィール

医療法人 駒野会
新宿 泌尿器科 婦人科 まりこクリニック様
■所在地
東京都新宿区西新宿7丁目5-9 ファーストリアルタワー新宿1階
■業種
クリニック
■診療内容
性感染症検査、泌尿器科、婦人科
■HP
https://www.komanokai.jp/


POSレジ導入の決め手
京都駅前院での導入経験を踏まえ、新宿院でも受付・会計の効率化と非対面化を実現する仕組みを検討。その中で、ビジコムの券売機とセミセルフレジの導入を決定した背景には、これまでの運用実績に加え、機器の使いやすさや一貫したサポート体制への信頼がありました。
京都駅前院では、富士電機製の自動釣銭機を備えたセミセルフレジを導入。一方、新宿院では、セルフ会計に適したグローリー製の自動釣銭機を採用し、券売機とセミセルフレジをそれぞれ1台ずつ設置しています。
新宿院でも運用は非常にスムーズで、現在まで特に不便を感じることなく活用できています。
院内セルフ検査の流れ
1.来院・受付
受付に設置された券売機で、患者様ご自身でタッチパネルのメニューから検査を選択・購入。お支払いは、現金・各種キャッシュレス決済(クレジットカード・QRコード・電子マネー)に対応。
2.購入情報の連携
購入後、受付内のプリンター付きタッチPCに受付番号が自動送信。患者様の番号を確認して、受付から検体採取セットをお渡し。
3.検体採取
呼び出された患者様は、個室トイレで検体をセルフ採取。
4.検査結果の通知
検体提出後、検査結果は当日中に通知。あらかじめ登録された患者様の携帯電話へ、ショートメッセージでお知らせ。
5.必要に応じた診療対応
結果に応じて、患者様は保険診療または自費診療で受診。オンライン診療による薬の郵送対応も可能。
6.会計処理
診察後、レセコンと連携した受付カウンターのセミセルフレジで精算。※券売機とは別運用
導入後の運用状況・効果
券売機の導入により、患者様との対面対応を最小限に抑えることで、プライバシーがしっかりと確保されました。呼び出しには番号制を採用しており、性別や検査メニューの内容が周囲に知られることはありません。院内でセルフ検査を受ける患者様からは、安心して受診できると好意的な声が寄せられています。キャッシュレス決済の利用率も高く、検査はスムーズに行われています。
また、保険診療の会計にも対応しており、セミセルフレジによる受付業務の効率化も叶えられています。
新宿院にはセミセルフレジと券売機を設置
院内の様子今後の展望・ご要望
新宿院の開業は、郵送検査キットで特に需要の高かった東京エリアにおいて、より利便性の高い検査環境の提供を目指して実現しました。
患者様のニーズに応えるべく、非対面で完結する検査体制を整え、安心して受診できる環境づくりに取り組んでいます。
ビジコムには、今後も現場の声に寄り添ったシステム改善や、一貫したサポート体制の継続を期待しています。
